FC2ブログ
topimage

2019-08

冷静と情熱の間で2011~フィレンツェ三日目~ - 2012.01.17 Tue

2011年12月30日(金)
いつも通り午前8時にリビングへ出た。
するとオーナーによく似た女性が満面の笑顔で出迎えてくれる。


「はじめまして、こんにちは。私はルチアーノの妹よ」


そう言った風な女性(言葉はっきり解らないしなw)
多分、姉・・・という感じはしなかったので妹さんだろう。
名前は名乗ったのかもしれないが、聞き取れなかったw





白のシャツにパンツスーツ。いかにもイタリアのキャリアウーマン風な彼女は、
オーナーと同じように「珈琲がいい? それともカプチーノ?」と聞いてくる。
カプチーノをお願いしますと答えると、
「昨日もだったみたいね」みたいな感じで笑っていたようだった。
いつもならエスプレッソなんだが、
今回の旅行前、胃を壊していてエスプレッソは堪えるのだ(T▽T)

彼女の入れるカプチーノは、兄ルチアーノ氏が入れるのと同じくらい美味しかった♪
これまたいつも通り、クロワッサンを2つ、ジャムを一つ、ヨーグルトを一つ取ってくる。
少し違っていたのは昨日飲んだオレンジジュースではなく、
マンゴージュースに切り替えたことだ。
しかしこれはイマイチだったため、翌31日は再びオレンジジュースに戻した(笑)










さあ、いよいよ今日から一人きりである!
頑張って効率よく、しかし二度目のフィレンツェであることから、
ゆっくりまったり、住むように暮らすがモットーの今回の旅(笑)
扉を開けると石畳は少し濡れていて、
正面や右横のお店が開店準備をしていた。



とはいえ、今日は12月30日。
とにもかくにも「買い物」をしていないとヤバいだろうw
なんたって明日は大晦日☆
日本と違い、勤勉でないイタリア人が観光客の為いつまでお店を開けていてくれるか解らないw
もっとも、お店は開いているが「移民系」ばかりだったりもするので要注意だ(苦笑)










前回行くことの出来なかったサンマルコ教会へ行く道すがら、
サイト「アーモイタリア」さんでupされている、
中央市場でイタリア食材の店「クリスティアーナ」さんのお店に行こうと、
まずはドゥオモまで出てきた。
ラルガ通りをまっすぐ歩くと、迷うことなくサンマルコ広場に出てくる。

近所に大学がある為か、広場というよりロータリー(笑)
バスは止まっているわ、タクシーは客待ちしているわ、
信号は守らないわ、パトカーはけたたましい音を出してかけていくわ、
駐禁だか壊れたんだか知らないが、レッカーされていく車までいる。



踊るホンポコリンな世界www



そんな広場の正面にあるサンマルコ教会は残念ながら修復中(T▽T)

fz3-1

なんか私って、修復中に縁があるよなぁ(>_<)
ローマではサンタマリアデルポポロがそうだったし、
今回はメディチ家礼拝堂がそうだったし(泣)

漫画「チェーザレ~破壊の創造者~」(惣領冬実作)で主人公の一人を演じているアンジェロ。
彼の祖父は石工で、ロレンツォ・ディ・メディチに雇われ、
ここ、サンマルコ教会の修繕を行ったとある。
そう思えば、



「ああ、あの時もこんな風に修理していたのかもしれない」



と、感慨深く・・・・・・・・・、







なるわけがないwwww
チクショーッ!!
またこんなところまで来て修復中かよっ!!!(>_<)
また見れないのかよ!
また来いっててか?!
そうなのか!?
どんだけ遠いと思ってんねんっ!!!

あ~・・・・(号泣っ)










教会へのご挨拶は後にして(笑)
まずはこれから観光客が押し寄せるだろう場所、サンマルコ美術館へ☆
入場料は6ユーロ。
が! モギリのガラス壁にデーンと日本語で「写真撮影禁止」の文字っ!!!!



なんでぇ!?



嘘ぉ!! 前はイケたはずなんだよね!?
色んなサイトに写真とかupされているし!!
今はダメなの?!
ダメなのか!?(驚愕っ)







・・・・・毎回毎回思うんだけど、
数年前まで撮影可だった場所が軒並み「禁止」となっているのが悲しい!!
サンタマリアノヴェッラ教会、
メディチ家礼拝堂、
サンマルコ美術館と、なかなか渋い商売を行っている。
写真が撮れないから結局、絵葉書を買わざるを得ない。
おまけに美術品。しかも教会所蔵の絵葉書は市内に出回っていないもんだから、
教会内部で高いカードを買うしかないw
今回の旅で一番「ガメツイ!」って思ったのは、サンマルコ美術館だった(笑)







渋々中に入ると、典型的な修道院造りの中庭に出た。
青々と茂った四角い芝生を取り囲むように、廊下が幾本もの細い柱で遮られている。
壁にはフレスコ画と思われる様々な絵画が描かれているが、
いかんせん、長年の風雨にさらされ、色落ち感は否めない。
彫刻もいくつか見たが、これってもしかしたらお墓なのかも(^-^;
実際、サンタマリアノヴェッラ教会の周囲をとり囲んでいる壁の土台も、
実はお墓らしいしな(中身も一応、入っているらしいwww)。



けど本当に雰囲気はいいのだ。
外の喧騒が嘘のように、音がしない空間。
まるで四方から見下ろされているような、聳え立つ建物。
井戸の底を覗き込んだような青い空。
どれをとっても、秀逸。
町の中心部から離れているこの場所を、薦める人が多いのもうなづける。



回廊をぐるり回って、入口から対岸に位置するガラス扉を押した。
薄暗い廊下に、気味の悪い絵画。
しかも大きいもんだからよけい怖いw
不意に現れる右手の階段を見上げると・・・・・、





あった。

fz3-2


フラ・アンジェリコの「受胎告知」だ。





壁に描かれているとは思えない保存状態。
さすがに、人の息や衣服が触れる場所にはガラスで仕切りがしてあるが、
基本、そのまま。
大作・・・と呼ぶには宗教上、申し訳ない気もするのだが、
正直、信仰心をあまり持たない私にとって、
(否、信仰心を利用する戦争をあまりにも多く見てきた為に憎悪するようになったせいw)
「傑作」としか表現のしようがないのだ(^▽^;



受胎告知。



地元、大原美術館で見たエル・グレコ。
数年前、ウフィツィ美術館で見たダ・ヴィンチ。

fz3-3


今までありとあらゆる会派、
ありとあらゆる作者が一度はモチーフにしただろうこのテーマ。
そんなある意味、「ありふれた」内容であるにも関わらず、
どこからともなく差し込む朝の光を浴びたフラ・アンジェリコの受胎告知は穏やかで、
そしてどの絵画にもない「何か」を持っているようだった。



なんだろう?
何が他の絵画と違うんだろう?
頭をひねるが、まぁ所詮、私程度の人間の頭に思い浮かぶはずもない(笑)



絵画は、当時フィレンツェの大きな「業種」の一つだった。
宗教をモチーフにした絵画・彫刻・細工物は、
教会や政府、貴族や商人から依頼を受け、製作される。
つまり「金になるもの」ということだ。
十五世紀行われたサンマルコ教会修復事業もまた、
ロレンツォの祖父、コジモ・ディ・メディチがスポンサーについていた。
このフィレンツェという土地で、メディチの名が今もって崇拝の対象となっているのは、
こうした「利益還元」がある為かもしれない(苦笑)










「受胎告知」のほかに、
コジモ・ディ・メディチが自身の祈祷用に作らせた部屋があり、
個人的にはここが一番お気に入りだったのだが・・・・。
写真撮影が禁止だったことと、絵葉書が見つからなかったので画像が(号泣)







そしてもう一つ、
当時のフィレンツェを語る時、かかせない人がこの教会にいました。
ジロラモ・サヴォナローラ。
彼はフィレンツェの実質的な独裁政権と虚飾に満ちた腐敗を嫌い、
信仰に立ち還るよう民衆に訴えかけました。
修道院長であった彼の部屋がこの教会内に残っています。



このサヴォナローラの説法。
まるで「原始に立ち返ろう」運動みたいでちょっと不気味。
今時の「なんでもエコ」とか、
「節約」「浪費は悪」みたいな現代の風潮に近いものを感じるからだ。

エコは大事。
確かに大事w
特に日本のような国に生まれていると、
売るための資源がないわけだから、「ナイ」ところから「なにか」を生み出すしかないw
そんなことなかなか出来ることでもないから、
手っ取り早く輸入して加工して、売る。
それが出来ないと、立ち行かないのが今の日本の姿だろう。

「エコ」だ「節約だ」と騒ぎながら、
「消費してくれないと経済が回らない」みたいな、
矛盾した言葉をよく聞く。
まぁ何事もほどよく☆が、一番ということなんだろうね(^▽^;



サヴォナローラの影響を受け、
なんと! あれだけゴージャス(笑)な絵画を描き続けたボッティチェリは1501年、
筆を折るのである。
もっとも、ボッティチェリって最近でこそすごく有名らしいけど、
以前はそれほど有名じゃなかったらしいwwww
そして後に対決(笑)することになるロレンツォ・ディ・メディチの祖父の部屋が、
彼と同じ教会内にあるっていうのも、歴史の皮肉だ。










美術館を出ると、教会の真裏に出てくる。
そこをぐるり一周、再度正面に戻って今度は教会へお参り☆
するといました! サヴォナローラ氏ですっ!!

fz3-4


・・・・なるほど、難しそうな顔をしているw





ロレンツォ・ディ・メディチの死後、サヴォナローラは勢いを強め、
フランス侵略を予言したとの噂が広まり、勢力を拡大していく。
当時メディチの当主であったピエロ(ロレンツォの長男)はフランスへの譲歩を逆恨みされ、
メディチ家はフィレンツェを追放された。
この時点では確かに、サヴォナローラの勝利であったろう。
しかし彼の言動が教皇批判にまで及んだことから、
時の教皇であったアレッサンドロ六世(チェーザレ・ボルジアの父)が彼を破門。
またここが民衆の変わり身の早さというのかなんというのかw
無理な節約(笑)を推奨した結果、民衆の間にも不満が蓄積してゆき、
結果、彼は宗教・民衆・フィレンツェそれぞれに裏切られる形で絞首刑の上、火あぶりに処せられた。



現在、彼が吊るされたとされる場所には今、
↓メダルがはめ込まれている。

fz3-5


場所はシニョリーア広場。
一体この場所はどれほどの血をすっているのだろうか?
ホテルをここにとったのがソラ恐ろしくなってきたwwww










昨日見学したメディチ・リッカルディ宮を抜け、
サンロレンツォ教会まで出てくる。
ここは先年秋、銃乱射事件があり複数の死傷者が出た場所だが、
そんなことはまったく!気にもしない観光客と商人が行きかう、
活気ある場所に変わりなかった(笑)



土産を売り歩くセネガル人を横目に、サンロレンツォ教会への階段を上る。
独特のファサードが印象的なこの教会。
実はまだ作りかけなんだそうだwww
まぁ完成する見込みもないから、「未完の教会」っていうところかなwwww

fz3-6


こちらも前回、入口がわからなかったために入れなかったので、
せっかくだから入ってみる♪
すると扉口に立っている女性が、「あっちで入場券を買って」みたいなことを言う。
(多分ねw)



「???」



首をひねりながらも正面左の入口らしい場所に行くと、
なるほど、人が並んでいた。
チケットは二種類。
売り場の先にある図書館+教会のチケットと、
教会内のみのチケットらしい。
図書館にも興味はあったんだけど、観光客が多そうだったので教会のみのAチケットにした。
3.5ユーロ。かなり安いと思うwww





ちょっと不思議なチケットだった。
さっきのモギリの女性に渡すと、何度も「出たらチケット売り場に戻ってね」という。
中央の説明書に対して、左右同じチケットがついていることから、
どうも「確実に教会の外に出た」という証明用なのかな??とも思う。
思う・・・というのは、相変わらず「説明」だけは聞き取れないためだ(T▽T)
つくづく思うけど、語学力って欲しいよなぁ(泣)










教会内はこれまた同じく撮影禁止(号泣)
数年前まで撮影okだったらしいから、こんなところにも不興の波か?!とも思えるwww

リッピの「受胎告知」。
ドナテッロの説法台。
ブレネスキの天蓋など、さらっと見て回ってここは終了w
いよいよ中央市場だ!!










中央市場の周りもまたすごかったw
サンロレンツォ教会の周りに負けないくらい露天が立ち並んでいるw
以前はここでキーホルダーを購入したものだが、
今回は買うものもない(笑)

のぞきもせずに市場に入ったんだけど、これまたすごかった!!



前回入ったのも確か朝だったように記憶しているのだが、
年明け早々だった為かお店がほとんど開いていなかったのである。
今回は10時過ぎ、そろそろ早いお昼といったところ。
そのせいかありとあらゆるところに、人・人・人。人の嵐!!
一階のリストランテには人が溢れ、
肉を切る人叩く人(笑)、
荷物を運ぶ人、売る人、さばく人。
そこを右も左もわからない観光客がそんな中に「わさ~っ」と投げ込まれているのだからスゴイ!
怖い(爆笑)










クリスティアーナさんのお店は肉屋の隣にあった。
丁度、市場中央を通っている十字路の中心部にある。
サイトには奥様のお嬢さんが写っていたが、この日はご主人が一人、お店を切り盛りしていた。



「ヴォンジョルノ」



軽く挨拶してあちこち見て回る。
残念なことに差し出されたトリュフ付クラッカーはタイミングを逸してしまって、
食べることが出来なかった(T▽T)
パスタ、香辛料、乾燥トマトなどがところ狭しと並び、
興味を惹かれたポルチーニは、三種類ほどあってどれも同じように見えるが、
匂いをかがせてもらうと三種類すべて香りが違った!
これにはびっくり!
とりあえず、一番「良い」と思う香りの品を購入する☆

ポルチーニを練りこんだパスタを購入しようと数を指定したのだが、
残念なことにそれほどの量を在庫されていないようで(苦笑)
あるったけ! 在庫を出してもらっても二桁なかった(^▽^;
つまり私はお店に陳列していたそのパスタを根こそぎ買ったことになるwww
ごめんなさーいっ(>_<)



トリュフが食べられなかった腹いせというワケではないのだが、
トリュフ入り塩を買ってみた☆
この間、あれよあれよという間にすごい観光客で店内は一杯になってしまい、
押しやられるようにあちらへこちらへ、流される流されるwww
店主さんは私に何度も目配せをして「ごめんね~」みたいな顔をするw
まぁ他の観光客と違って、時間に余裕のある一人旅。
おまけに個人旅行だ。
ゆっくり待つことにした(^▽^)



少しお客が引いたところで、カゴの中身を清算してもらう。
サイト「アーモイタリア」さんに掲載されている、
クリスティアーナさんの項をプリントアウトして見せると、
現金支払いの場合50ユーロ以上の購入で5%の割引を受けることが出来る。
店主さんは快くokしてくれて、レシートを見せ、説明してくれた。
その他にもここには記載出来ないほどオマケしてくれたり、サービスしてくれたりした。

fz3-7

(↑お店のロゴが入ったショッピングバック)

本当にありがとう!
またフィレンツェに行ったら寄るからね!!!










が、この後がいけなかった(-.-;
クリスティアーナさんのところで色々買い込みすぎたのが悪かったのか、
荷物はなんと!5kgにも及んだのである!!

思えば搭乗に際し、20kgの制限があることも忘れ、
重かろうがなんだろうがなんだろうが、
思いつくままに購入してしまったから始末におえないw

肩に食い込む土産物を、えっちらおっちら持って歩くw
駅前からホテルまで、これが結構あるんだなwww
ホテルにたどり着いた時にはホッとして、
力尽きそうになったw










ホテルは清掃の真っ最中。
午前中しかいないと言われていたオーナーも、
バイトを監視する為か、鍵を開けていなければならないためかカウンターに座っていた。
相変わらず扉が開けづらく、
四苦八苦している私の影が扉越しに見えたのかw
見かねて扉を開けてくれた。
実はこうした行動は最終日まで続くことになる(-.-;










少し休憩をして、また外に出る。
今日は観光ではなく、食べ歩きや買い物に時間を割いている「つもり」なのでw
観光ガイド等で有名な「プロカッチ」に向かった。

fz3-8


高級感溢れる概観、中はもっとシックでおしゃれw
日本人だし、広島人だし、びんぼったれな私には正直敷居が高いっ!(>_<)
それでも「これが最後になるかもしれないしっ!」と、勇気を振り絞って入ってみる。



「ヴォンジョルノ~・・・・・」



こそぉっと(笑)入ったそこはブラウン色一色で、
カップの白、
グラスの透明感が浮き上がるほど洗練された空間だった。
3つほどあるテーブルはお客で一杯!
バンコ(カウンター)で飲んでいる初老と、若いカップルが席を待っているくらいなのに、
不思議とゴミゴミした雰囲気がしない。

小さな来訪者を一瞥したお客達は、再び自分達のおしゃべりに戻る。





金髪美人のお姉さんが、
初老カップルの清算を終えてレジに立っている私に声をかけてきた。
赤ワインと、噂のトリュフパニーノを注文☆

fz3-9


確か6.85ユーロだったかな?
ワインが5ユーロ、パニーノはどれも1.85ユーロらしい。
大きなグラスに綺麗な赤♪
パニーノはとっても小さいけれど(こっちでスイートポテトくらいの大きさしかないw)、
とっても美味だった!
これはすごいお薦めだ!!

しかし一つではお腹は満足しない(苦笑)
せっかくなので1.85ユーロ握り、もう一つ注文してみる。
ここで大失敗してしまったのは、
サラミではなく、プロシュートにすべきだったということだw
(この時、酔っ払ってしまっていたらしくw
プロシュートっていう名前が出てこなかったんだよね~)





・・・・・・・・・・で、





すきっ腹でね?
ワインを飲んだわけですよ?
と、いうことはまぁ、酔っ払うわけでwwww
イタリアの人って、子供の頃から飲んでいるせいなのか、
民族的に強いお国柄なのかw ワインを飲んでもあんま酔わないらしいwww
この時の記憶って、あんまりないんですよねぇ~(^▽^;
ど~も、あっちへフラフラ。こっちへフラフラしていたらしくて、
気がつけば、



「ここはどこ!?」



ってことになってたwww
いや、マジでw
ホント、ホントwwww





慌ててガイドブックとにらめっこし、なんとか現在地を探り当てるww
なんとここはピッティ宮!
ヴェッキオ橋を渡って歩いて歩いて、こんなところまで来てしまったらしい!!(爆笑)

fz3-10


せっかくだからパチリ☆一枚w
あっぶなかったwww










なんとかシニョリーア広場まで戻ってくるw
酔っ払っていた間に随分歩いていたらしくて、膝が笑ってたwww
体力の消耗度合いもハンパないw
ぐったりした体をひとまずホテルへ・・・・とも思ったが、
う~ん、ホテルに戻ったらもう二度と出てこれない気がするwwww



不意に目についた喫茶店☆
有名なカフェ、リヴォアールだ(^-^)



fz3-11
Caffe' Rivoire
Piazza della Signoria angolo Via Vacchereccia, 4R Firenze
Tel: 055-214412, 055-211302
Fax: 055-287437
URL: http://www.rivoire.it
E-mail: rivoire.firenze@rivoire.it



いつも観光客で賑わっているこのお店、
前回は敷居が高くて入れなかったんだけど、
疲れと、酔いも手伝って気が大きくなっているのか扉を開いてみたw
蝶ネクタイのウェイターが数人、所狭しと並べられたテーブルの間を行きかっている。
年は上気味(笑)
けど私的には若い無造作なウェイターよりも、
初老で落ち着いていて身のこなしがスマートなウェイターの方が好み♪



人が多くてレジまで行けない私を見つけ、
丸っとしたウェイターが一人声をかけてきた。



「テーブルでよろしいですか?」



軽くうなづくと開いたばかりのテーブルに、
イスを一つくっつけて店の角に居場所を作ってくれた☆
お礼を言って席につき、メニューを持ってきてもらう前に「ホットチョコレート」を注文する。





雑多な空間。
人の声・声・声。
しかもそれが日本語でないものだから、ちっとも頭に入ってこない(笑)
ちょっとしたBGMのようだ。

小説「逆光のメディチ」を読みながら、歪んだガラスから外を見る。
ヴェッキオ宮の時計が、不思議な時間を指している。
今、何時だというんだろう???
謎だ(笑)




チョコレートは美味しかった♪

fz3-12


お腹が空いていたこともあったのだろうが、
ミルクチョコのように甘くもなく、
セスミートのチョコを溶かしたような、そんな苦味すら感じる☆
が、さすがに最後まで飲み干す・・・となると話は別だ(苦笑)
ちょおっとキツいんだよなぁ、コレ(^▽^;










リヴォワールを出てホテルに戻り、少し休憩☆
時間はまだ15時前(苦笑)
どんだけ体力ないんだか(>_<)
昨日の観光のダメージがまだ残っているらしく、膝と腰が悲鳴を上げていた。
明日になれば治るのかな???










HPゲージか少し回復☆
けどまだ黄色(DQ風にw)、
まぁ赤じゃないだけマシだろ(赤だと死んでるしなw)

ホテルを出てシニョリーア広場まで戻り、
これまた前回は入らなかったヴェッキオ宮へ!





閉館間際、6ユーロの入場料を支払って奥への扉に進むと、
どうやらこちらは違うようだ。
一体ドコにいけばいいんだろう?
私の前にチケットを購入した老夫婦も思案顔だ。
しかし彼らは言葉が理解出来るらしく、
道順にしたがって歩き始めた。
慌てて後を追うw


ヴェッキオ宮を入って中庭を抜け、
すぐにあったあの左右にあるのぼり階段が順路らしい。
(チケット売り場はこの階段をのぼらずまっすぐ進まなければならなかった)
広場を背にして右の階段を上る。
もぎりのお姉ちゃんにチケットを渡すと、有名な五百人広間に出た。





高い天井、呆れるくらい広いスペースに、緋色の絨毯が敷き詰められており、
薄暗い光の中で浮かび上がる彫刻が、四方に立っている。

fz3-13


まるで監視されているようだ(^▽^;
そしてここにはなんと!ミケランジェロの「勝利」という彫刻があるらしい!
・・・てか、コレ??

fz3-14


いやいや、誰も写真も撮っていないんですが!?
そんなに人気ないのか!?
ミケランジェロだろぉ?!(笑)
ちなみにこの「老人」の方が、ミケランジェロの自画像というのだからちょっと笑えるw





また日本の特番でも話題となったレオナルド・ダ・ヴィンチの「アンギアーリの戦い」。

当時レオナルド・ダ・ヴィンチ及びミケランジェロがここの壁画製作依頼を受けていたらしいのですが、
なんらかの事情で放棄され、その後ジョルジョヴァザーリが受託したらしい。
そのジョルジォ・ヴァザーリの壁画「シエナの攻防戦」の裏側に、
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品が隠されているのではないか?
そういった噂が立ちました。
事実、ジョルジョ・ヴァザーリの残した絵画の中に「CERCA TROVA(探せ、見つけよ)」という記載がされています。
右下の、旗の一部にこっそり☆書き込まれたこの文字のおかげで、
現在、専門家達によって研究が進められているのです。
有難いことなんだけど・・・・・・、

fz3-15


またもや修復中(T▽T)

fz3-16
↑のぞけないw
チクショウ!!(怒)





仕方ないので天上に描かれたコジモ一世の生涯を見つつ、

fz3-17


メディチの「これでもかっ」てくらい豪華な調度品、文化財、
特に諸外国の詳細な地図など見ていると、
「え~っと、日本で言うと関が原くらいか?」
てくらい、自国とのギャップを痛感させられる(^▽^;
当時イタリア(まぁイタリアって国はないんだけど)ってすごい先進国だったらしくて、
フランスでさえ「田舎モノ」扱いだったらしいしなぁ(-.-;
もっともフランスは軍事に長けていて、方向性がまるで違っていたってのもあるんだろうけどw



気がつかなかったが、ここにはマキャベリが第二書記局長時代のオフィスもあったらしい。
ガイドがつかないってのは、
こういった落とし穴があるので要注意だなぁ(T▽T)










夕暮れ、
歪んだ窓(当時のガラス技術なのか、こういった製法のガラスを使っているのか不明だがw)の向こうに、
丘の上に立つ教会が見える。

fz3-18


あかりの灯ったそれを見ていると、21世紀とは到底思えないくらいのギャップを感じる。
まぁ俗に言うと古臭いわけだ(笑)





古いモノと新しいモノ。
それが無理なく混在しているフィレンツェという町。
イタリアという国は、機知に富み、英知を織り込んだ宝石のようだ。
一見、「それってどうなの!?」的手間をかけさせられたり、
無駄骨を折らされることも多いがw
(自販機がなくてバールばっかあるところとかw)
(スーパーでレジ打ったらその場で袋づめを自分でしなきゃならないだとかw)
「もっとこうすれば効率的なんじゃないかなぁ?」などと思うより先に、
ドッカドッカ進んでいっちゃうような、そんな空間www



ここは彼らが生きた世紀から、
何一つ変わっていないのかもしれない。
変わらないからこそ、いいこともあるのかもしれない(^▽^;



「それってどうよ?!」って思う前に、
タイムスリップしたと思って時代錯誤な日々を楽しむのも、
この国の一つの楽しみ方なのかもね(苦笑)

スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://shinoobu.blog100.fc2.com/tb.php/400-cb87e6c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

冷静と情熱の間で2011~フィレンツェ四日目前編~ «  | BLOG TOP |  » 冷静と情熱の間で2011~フィレンツェ二日目~

プロフィール

しのぶ

Author:しのぶ
ゲーム歴長し(泣)
ただしヘタレ
一般ゲームはNoクリア
乙女ゲームはフルコンプ
乱れた波長の持ち主w

ゲームリンク

最新記事

FC2カウンター

♪期待の萌ソフト♪

Innocent Greyが贈るサイコミステリィAVG第6弾「虚ノ少女」2013年2月8日発売!

カテゴリ

未分類 (84)
映画 (29)
CD (16)
漫画 (5)
一般ゲーム (11)
緋色の欠片 (17)
ハートの国のアリス (43)
クローバーの国のアリス (9)
ジョーカーの国のアリス (7)
おもちゃ箱の国のアリス (9)
starry☆sky (36)
18禁ゲーム (47)
殻ノ少女 (11)
虚ノ少女 (25)
ペルソナ (80)
ペルソナ3 (53)
ペルソナ2~罪~ (5)
ペルソナ2~罰~ (17)
ペルソナ5 (2)
ペルソナ4 (1)
薄桜鬼 (73)
薄桜鬼~新選組奇譚~ (3)
薄桜鬼 真改 (20)
薄桜鬼~随想録~ (6)
新選組音曲集 (3)
新選組活動写真 (1)
裏語薄桜鬼 (11)
裏語薄桜鬼~暁の調べ~ (12)
三国恋戦記 (32)
アラビアンズロスト (4)
華ヤカ哉、我ガ一族 (39)
暗闇の果てで君を待つ (3)
東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚 (9)
二世の契り (1)
STORM LOVER (5)
ワンドオブフォーチュン (29)
ワンド・オブ・フォーチュン (11)
未来へのプロローグ (2)
ワンド・オブ・フォーチュンⅡ (12)
君に捧げるエピローグ (2)
アルカナ・ファミリア (23)
アルカナ・ファミリア1 (12)
幽霊船の魔術師 (5)
アルカナ・ファミリア2 (3)
海外旅行 (168)
Polska (3)
Deutschland2006 (4)
Deutschland2017 (24)
Italiana (1)
Italiana 2008~2009 (6)
Italiana 2010~2011 (4)
Italiana 2011~2012 (7)
Italiana 2012~2013 (9)
française (8)
Türkiye (14)
Russian Federation (9)
Czech Republic (26)
China (7)
England (28)
Israel (1)
Tâi-oân (1)
国内旅行 (224)
京都 (30)
大阪 (1)
奈良 (12)
滋賀 (6)
和歌山 (6)
三重 (3)
北海道 (11)
東京 (16)
山梨 (7)
岐阜 (5)
島根 (6)
山口 (4)
徳島 (7)
愛媛 (5)
大分 (1)
福岡 (6)
佐賀 (2)
愛知 (7)
広島 (12)
長野 (3)
福島 (17)
高知 (10)
兵庫 (6)
神奈川 (18)
岡山 (1)
石川 (1)
香川 (5)
長崎 (3)
熊本 (3)
鹿児島 (5)
カヌチ~二つの翼~ (35)
華鬼 (3)
デスコネクション (15)
雅恋 (7)
エルクローネのアトリエ ~Dear for Otomate~ (15)
マザーグースの秘密の部屋 (5)
FINALFANTASY (117)
FINAL FANTASYⅢ (5)
FINAL FANTASY~零式~ (26)
FINAL FANTASYⅣ (21)
FINAL FANTASY-AGITO- (42)
BRAVELY DEFAULT FLYING FAIRY (16)
BRAVELY SECOND END LAYER (1)
BRAVELY DEFAULT FAIRY'S EFFECT (4)
DRAGON QUEST (24)
キミカレ (2)
unENDing Bloody Call (1)
12時の鐘とシンデレラ (13)
24時の鐘とシンデレラ (4)
神なる君と (9)
オペラ座の怪人 (1)
CLOCK ZERO (36)
CLOCK ZERO~終焉の一秒~ (18)
CLOCK ZERO Ex Time (9)
CLOCK ZERO Devote (2)
CLOCK ZERO CD (7)
マスケティア (10)
イベント (4)
逢魔時~怪談ロマンス~ (23)
十鬼の絆 (21)
いざ、出陣!恋戦 (16)
いざ、出陣! 恋戦 第一幕 (10)
いざ、出陣! 恋戦 第二幕 (6)
十三支演義 (3)
百鬼夜行~怪談ロマンス~ (14)
DIABOLIK LOVERS (5)
スクールウォーズ (3)
アブナイ★恋の捜査室 (16)
源狼 (16)
ダンガンロンパ (32)
英国探偵ミステリア (4)
下天の華 (5)
OZMAFIA (8)
いっしょにごはん。 (1)
夏空のモノローグ (21)
NORN9 ノルン+ノネット (36)
明治東京恋伽 (70)
明治東京恋伽-無印- (25)
トワヰライト・キス (26)
明治東京恋伽-CD- (7)
明治東京恋伽-現地取材- (2)
ハヰカラデヱト (1)
華アワセ (24)
ドウセイカレシ (3)
あさき、ゆめみし (16)
花咲くまにまに (29)
神々の悪戯 (3)
うたの☆プリンスさまっ♪ (5)
ドットカレシ (8)
剣が君 (2)
放課後colorful*step (1)
里見八犬伝 (1)
Enkeltbillet (1)
ヴァルプルガの詩 (1)
明星の華~太閤記異聞~ (37)
魔都紅色幽撃隊 (2)
爽海バッカニアーズ! (1)
幕末志士の恋愛事情 (18)
旭日ニ戀露ス (6)
旭日ニ戀露ス 壱 (5)
旭日ニ戀露ス 弐 (1)
Code:Realize (30)
Code:Realize ~創世の姫君~ (16)
Code:Realize ~祝福の未来~ (13)
Code:Realize ~白銀の奇跡~ (0)
ときめきレストラン☆☆☆ (5)
百華夜光 (8)
白虎隊 志士異聞記 (3)
カレイドイヴ (3)
銀河英雄伝説タクティス (1)
男遊郭 (6)
帝國カレイド (2)
中の人増殖計画 (1)
神に愛された花嫁 (27)
イケメンシリーズ (52)
イケメン幕末 運命の恋 (30)
イケメン戦国 -新たなるの出会い- (16)
イケメン戦国 -時をかける恋- (4)
イケメンヴァンパイア (2)
イケメン源氏伝 あやかし恋えにし (0)
刀剣乱舞 (70)
艦隊これくしょん (1)
帝国海軍恋慕情 (1)
喧嘩番長 乙女 (1)
神之島 (15)
神之島 目次 (2)
  (12)
テンシの血脈 (104)
第一章 西南戦争 (18)
第二章 帝都 (17)
第三章 小樽 (15)
第四章 紀尾井坂の変 (18)
第五章 血脈 (18)
第六章 竹橋の乱 (17)
遙かなる時空の中で6 (3)
薔薇に隠されしヴェリテ (30)
7scarlet (20)
夢王国と眠れる100人の王子様 (2)
薔薇戦争-Sonnet of Seeds- (1)
忍び、恋うつつ (17)
ニル・アドミラリの天秤 (24)
ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚 (20)
ニル・アドミラリの天秤 -クロユリ炎陽譚- (4)
ARMEN NOIR (15)
caligula (2)
逢魔が刻~かくりよの縁~ (18)
AMNESIA (25)
AMNESIA-無印- (15)
AMNESIA~LATER~ (8)
AMNESIA~CROWD~ (2)
collar×Malice (23)
花朧 -戦国伝乱奇- (12)
BAD APPLE WARS (7)
Side Kicks! (16)
数乱digit (10)
デモンズゲート (1)
茜さすセカイでキミと詠う (3)
スチームプリズン (20)
蝶々事件ラブソディック (10)
真紅の焰 真田忍法帳 (2)
ピオフィオーレの晩鐘 (29)
ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1925- (27)
ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- (1)
天涯ニ舞ウ、粋ナ花 (1)
殺人探偵ジャック・ザ・リッパー (1)
魔法同盟 (1)

検索フォーム